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突き指は要注意です!!

今朝もまた、津波注意報があったみたい…
最近は地震慣れがあるせいか、この手のニュースはまた身締まる。

朝一番の患者さん…
小学三年生、小指の突き指です。
むかしは突き指なんて引っ張っておけば大丈夫。。。
と思っている方もけっこういたようですが、突き指は引っ張らないでください!!
悪化するおそれがありますので…

というお話から…

突き指は骨折も脱臼も考えられますし
器質的に骨は問題は無くても、捻挫して靭帯を傷めていることがほとんどです。
つまり捻挫は靭帯損傷といって、あなどれない傷病のひとつです。

突き指に限らず、傷めた場合の応急処置はRICE(ライス)の法則が原則です。
その上で速やかに診せて頂くことが大事です。
※あくまでも応急処置ですのでライスの法則だけで治る訳ではありません。

当院ではエコーで傷めた軟部組織の観察を行い、
どの程度、靭帯を傷めているか?
または骨に異常はないか?
…と評価して、治療を行います。
※骨折が疑われる場合はレントゲンを撮りに行っていただきます。

治療はそれぞれの関節の動き特性から考慮して
潤滑液を滑り合わせるように整えます。
潤滑整復といいます。
※ここが腕の魅せどころで、治り方が違うのです!!

そして、固定をして経過観察です…
※整復せずに固定をすると変形治癒の可能性もあります!!

…ということです。
指という部位からどのような方であっても日常的に高頻度で使用しますよね。
他の部位にに比べると筋肉も少なく弱いので、早期にしかるべき治療を
する必要があります。
突き指くらい…という人ほど、あとで痛い思いをしますので要注意ですね(>_<)

ちなみに骨折が疑われる場合には
レントゲンが撮れる医療機関に紹介状をお出し致します。
なんでもかんでもレントゲンを撮ることは
少量であっても放射線にかかわる問題ですので
注意深く診させていただき、必要に応じて精査致します。
そのうえで当院で骨折、脱臼の治療をすることも出来ます。

当院では外傷患者さんも早期に社会復帰していただくために
手技療法、運動療法などのリハビリを強化して対応しております。

からだに関わる心配なこと、何でもご相談に乗りますので
お気軽にご相談下さい。
⇒HPの“お問い合わせフォーム”からでもご連絡お待ちしております。

今日の小学生は治療後、
腫れて握れなかった指が握りこめるところまで整いました。
傷めてから治療は早く処置することが大切です。

痛い動きは傷める動き…として注意して下さいね。

久々に接骨院っぽいブログを書きました。
最近は停電のことばかりを書いていたので…
今日も第5グループは回避されたようだが、当院は第5グループから
外されているのか、いまだに停電はありません。
もし停電になっても出来る限り対応させて頂きますね(*^^)v

  昨日は、近しい知人の告別式で急な不在させて頂きました。
  私が不在の中、ご来院された患者さんにはご迷惑をお掛け致しました。
  お陰さまで式に参列できたことを患者皆さまに感謝致します。
  ありがとうございました。

☆今日は石巻で被災され復興尽力されている今野先生のお母様が誕生日ということです。
 おめでとうございます(*^^)v
 お母さん、一日も早く救援物資届けるから待っていて下さいね。
 頑張って下さい!!!

by hamachou | 2011-03-28 14:28 | お知らせ  

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