構造医学2

前回の「従って、」というところから続きます。

構造医学的な治療方法の例えで、
膝の関節炎の場合は…
膝関節を構成する大腿骨というふとももの骨と
脛骨という膝下の内側の骨が、
正しい姿勢で歩いたときに真っ直ぐになる角度で
軸がぶれないように圧力をかけて整復します。
チットも痛くないやり方です。

これが、下敷きの重ね合わせたときと同じように
圧力をかければかけるほど、滑りがよくなり、
関節の中で潤滑液が満たされて、関節がスムーズに
動き始めるのです。

…という事で、炎症が起こらない環境にしてあげます。
あとは適度に圧迫固定して、冷やして、歩く!!そしてまた冷やす。

皆さんは膝が痛いときには、温泉で温めて、安静に…
と思っている方が多いようです。

しかし、これは関節炎というように炎症ですので温めたら
余計に痛くなります。炎症が落ち着いたら温泉療法も
良いと思いますが…
また、安静が過ぎると関節には圧力がかからないので
度々、関節内に緩みがおきて再悪化する要因になりますので
適度に歩行運動とストレッチをして頂くと良いでしょう。
※患者さんによってやり方は様々です。
 臨床担当者に確認の上、実行して下さい。

僕は構造医学の治療法はシンプルで生理的でとても良いと
思っていますが、患者さんには少し物足りなさがあるかも…
なるべく刺激を少なく愛護的に、かつ生理的な整復をすれば
するほど、えっ?これだけ?って顔をされてしまい、
実際には自分で理解してやって頂くことの方が多いのです。
冷やして、歩いて…この連続です。

まぁ、当院では以外にも構造医学の理論を軸に多種多様な
治療法を臨床に取りこんでいますが、
患者さんにご理解頂くのに少し骨が折れます。
やっぱり、歩く事が一番大切だと思います。

簡単に言うと、現代人(僕も含めて)は“歩かない病”
の人が大半です。
構造医学は歩かない事がどのように身体を蝕んでいるか
という観点から物理学を用いて治療に応用しているのです。

これからも“歩行”という素晴らしさをこのブログで
少しでも多くの方に知ってもらえたら…と思っています。


※最近、ブログを書くことを怠っているようで反省です。
 近々、このブログで重大発表を行うつもりです。
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by hamachou | 2008-03-11 21:45 | 診療後記  

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