ニーズとウォンツ

昨日、石巻にいる今野先生と連絡をとりました。

必要物資は?
と聞いても意外とモノはあるようで、
被災当時とはだいぶ状況や環境が変わってきているようです。
また水だの缶詰だの…と送付準備していたが再考。

夜、テレビで石巻の大手スーパーが特集されていました。
日曜日の140%以上の品ぞろえ…と店長談。
確かに在るところにはアルようです。

その中で洗濯機を買い求める女性の姿が…

地域によっては衣食住がまだ不十分な方も多いようですが
だんだんと必要なモノから欲しいモノへと
要求が移り変わってきているようですね。

ここで、題名にもある“ニーズとウォンツ”です。

我々の業種はケガの処置に始まり、患者さんの満足をみたす。
当たり前ですが医療サービスが基本です。

たとえば腕の骨折をした患者さんが医療機関で
「骨癒合を認めます。時期的にもレントゲン上も問題ありません」
と診断を受け終診することがあります。
生理的に整え修復に至ったとの判断からの診断です。
確かに間違ってはいません。

受傷当初は折れた骨を接いで固定して治す…という目的。

しかし、人によってはその傷めた腕のの使用目的がスポーツを
する為に動きが足りない、力が発揮できない…
という不満も臨床の現場では多くあります。
骨がついただけで治ったとしてしまえば
医療サービスとして応えたように見えるが、
満足には及ばないことになってしまうと思います。

大切なことは患者さんの希望をよく聞くこと。
何が不都合か?
どのようになりたいのか?

このやりとりと相互理解が
本当の意味でのインフォームドコンセントであり
患者さんとの信頼関係を構築するひとつの術だと思います。

一流の治療家は治すのは当たり前。
超一流の臨床家は求めを越えた欲求を満たして治す。

僕の理想です…
当院ではその理想に近づけるよう努力しております。

…ということで、
石巻にいる今野家のウォンツは何だろう?
本当は聞かずに、これを察して行動が出来れば僕も超一流…?!
未熟者の僕は正直言ってわからないので、
あとでまた今野先生に聞いてみるとしましょう(^O^)/

今野、頑張れ!!!
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by hamachou | 2011-04-05 13:13 | 診療後記  

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