Real Emergency Report

本日二回目の投稿です。

昨日AM9:30頃、治療を終えた患者さんが会計時、受付カウンターに立っていたところ、急に意識を失い後方に転倒。後頭部強打。
転倒時の音に気付き、私が待合室にて対応。
待合室に横たわる患者さんに近づき、呼び掛け確認。周囲の患者さんからの情報より頭を強くぶつけているとの申告から、その場で観察確認。
意識朦朧としている最中、呼び掛けには応じず段々と顔色が土気色になって生欠伸を掻き始めた為、有事に備え他職員にAED・血圧計・体温計・バイタルチェックシートをオーダー準備。
即座に首周り、ウエストベルト等緩め観察とし、鈴木先生によるバイタルチェックとし、口頭申し送りから、高橋先生がバイタルチェックシート記入。
回復体位に体置変換を試みようとしたが、様子が急変し、呼吸停止が確認されたのでCPRスタートし、同時に救急車出動要請。
通報指示をした時に私の目線に入りサポートを準備していた茂木先生が当院マニュアルに則り、救急車要請。脈拍は確認された為、気道確保から、吹き込み開始。2回吹き込み…更に2回…むせ返るような自発呼吸を確認。
しかし、自発呼吸減弱し再度意識状態昏睡を認めるも脈拍確認、人工呼吸スタート、再度吹き込み2回。
この時点で身体がビクッと動き、意識回復自発呼吸始動を認め回復体位を誘導しようとしたが、再度呼吸停止懸念、人口呼吸をする可能性から、気道確保の姿位を保ち経過観察。漸次、呼び掛けに反応を示し始め、意識レベル傾眠を認め、氏素性の質問を開始する。
この時点で救急隊到着。高橋先生に外で救急隊を誘導するように指示。以降、救急隊に引き渡し、担架からストレッチャーに乗せ救急車に乗車。
バイタルチェックシートを渡し、概要として呼吸停止から一時救命処置として前述状況を口頭申し送り。搬送後の事後報告を私宛に連絡頂くよう依頼とする。
ご家族様に電話連絡し、概要説明し一時救命処置にて救急搬送の旨、ご連絡。
救急隊から、御連絡頂き、総合病院に搬送し、現時回復傾向を認める旨のご報告を得る。
また、総合病院の担当医師にも一時救命処置に対する高評価を頂いた。
昼過ぎ、当人息子さんご来院。患家お話によるところ、患者さんも回復し食事も取れたとの事。また、CT等での所見から頭骸内出血等認めず、近日退院(3日程の管理入院)されるとの事、ご報告頂いた。


生々しい現実を綴りましたが、患者さんの容態が安定して、正直ホッとしています。
なぜ、この事実を書こうと思ったか…
事故は未然に防げるものも多くあります。また、有事に備える事も出来ます。
そうした時にどのように立振る舞うか、自分が何をすべきかを自身の身の回りに照らし合わせて
皆さんが自身に一考を投げかける材料として頂きたく綴った次第です。

※有事の際に冷静に落ち着いて…ではなく俺がやらなきゃ誰がやる?と自問奮起して情熱的  
 且つ、大胆に取り組まなければ、空に書いた餅となり末路後悔は必至と結論。

これから、寒くなる中で脳梗塞等、虚血性疾患が多発する季節になってきます。
周到なる準備にて体調管理し、鋭意健康を努めて下さい。

皆様のご健康を祈念申し上げます…
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by hamachou | 2009-11-08 07:44 | 診療後記  

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